夜、漫画家は一人で働きました。
電話が来ました。
でも、電話の人は何も言いませんでした。
同じ電話が十二回来ました。
漫画家は「攻撃かもしれない」と思いました。
十三回目の電話で、小さい音が聞こえました。
自分の漫画の曲でした。
その曲は公開していません。
漫画家は仕事の部分を一つずつ見ました。
古い機の中に電話がありました。
電話は自身で動いていました。
漫画家は電話を止めました。
すると、後ろから女の子が登場しました。
「その件は、私が説明します。電話の件です」
女の子は漫画の放送を作る人でした。
明日の発表の前に、音を確認したかったのです。
漫画家は「電話で十三回も確認するのは別問題です」と言いました。
二人は笑いましたが、電話はもう一回鳴りました。
今度は二人とも出ませんでした。